・ 気づいたんだけど、サイバーパンクの設定で使われる街っていうのは大多数がアジアだよね。(ネオンサインとかにアジアの言語が書かれている)
みんなこれはどうしてだと思う?
著者がアジア人だからってことではないと思うよ。何かしら理由があると思うんだ。
自分が思いついた要因は:
1.人口統計-サイバーパンクは未来で、世界のアジア人の割合は増え続けているから。
2.自分たちはアジアを未来的だと思っている。
3.不平等、公害、ミステリアスな雰囲気などがあるから。こういうのがサイバーパンクの設定とあっている。
みんなはどう思う?
・ たくさんの人がこの件について議論しているけど、答えはより簡単なものだと思うよ。
東アジア、つまり80年代の日本と、今の中国と韓国っていうのはかなりサイバーパンクっぽいんだよ。
東アジアは常に技術的な面でアメリカの数年~十年くらい先を行っているんだ。
例えば韓国では2006年に4Gの携帯を出しているし、日本は少なくとも2004にはTV付きの携帯を出していたんだよ。それに日本はもう30年以上ロボット研究をしていて、特定の仕事をアンドロイドで置き換えようとしているとかその他諸々だね。
そして技術的な面以外にも、東アジアの企業、特に日本の企業は巨大な組織を作っていて、国や社会との結びつきが強いんだ。
例えばSamsungは単なる会社ではなく、韓国で生産される製品の半分くらいがSamsungの子会社だったりなんらかの影響を受けているんだよ。
それからアイドル的なものもそうだね。
サイバーパンクでハイテクポップアイドルっていうのは定番で、これは東アジアからインスパイアされたものだよ。
東アジアの街についてはどうか?
これはなんで月がSFに使われるのかというのと同じような話だね。なぜなら東アジアの街はサイバーパンクそのものだからさ。サイバーパンクっていうジャンルができる前から存在しているんだよ。
・↑ 簡単な話かどうかは別として大体同意だよ。
付け加える価値があると思うのは、西洋が軍事や業界で優位になるために技術を開発しているのと違って、日本では個人で使用するための技術を重視しているということだね。
あと逆の始点から見ると、アジアの街っていうのはヨーロッパの街と比べてどこも新しいんだよ。それで未来的な感じがするのさ。
北米の街にも同じことが言えるけど、アジアの街ほど歴史や文化が豊富ではないからサイバーパンク向けではないんだ。
あと東洋の宗教感もサイバーパンクには重要だと思うね。
神道と仏教のアニミズムとか付喪神は、魂が物にも宿るというコンセプトを生み出しているね。これと日本のロボット好き文化が組み合わさってサイバーパンクになるのさ。
・↑ 簡単だって言ったのは、サイバーパンクの街がアジアなのは、アジアの街がサイバーパンクだからってことさ。
哲学的な理由みたいなのは何もないんだよ。
・ 初期の頃のサイバーパンクでアジアが舞台になっている作品で思い出せるのはニューロマンサーだね。これがかなり影響を与えたんだと思うよ。
ニューロマンサーが作られた時代っていうのは日本がアメリカを買おうとしているっていう恐怖があった時代でもあるんだ。
・↑ これが一番正確な答えだね。
ニューロマンサーはアジアからすごく影響を受けていて、たくさんの作品がニューロマンサーに続いたんだ。それでサイバーパンクとアジアが結びついたのさ。
あと東京や香港が既にギブスンスタイルのサイバーパンクみたいだったていうのもあるね。香港を歩けばサイバーパンクみたいな写真が撮れるよ。
・↑ 自分はブレードランナーから始まったんだと思うよ。
・↑ ブレードランナーもかなり影響を与えたけど、デビューして数年後にサイバーパンクだと”再認識”されてから影響力が強くなったんだと思うよ。
・ たくさん人がいるのと、建物が密集しているからじゃないかな。他の理由は分からないわ。
ニューヨークがサイバーパンクの舞台にならないのは、投稿者が上げた点と違うからかな。
・ 簡単だよ。アジアの国は未来的な見た目の街だからさ。20世紀中盤から後半にかけてたくさんの新しい建物が作られたんだよ。東京を見た時はびっくりしたわ。
・ 攻殻機動隊やAkira、カウボーイビバップみたいなアニメの影響も受けていると思うね。
・ 日本のせいだろ。
・↑ あと香港ね。
・↑ あと上海。
・↑ それから韓国。
・ 一番の理由はグローバリゼーションだと思うよ。中国の人口はどこの国よりはるかに高いから、どの場所でもアジア人が多数派になるのも頷ける話さ。
あとは日本の文化がどの国よりも技術や未来と結びついているというのもあるね。
コメント
完全に日本の影響なんだけど、すりよってねじ込んでくるチャイナコリアが気持ち悪いね。今の時代どこの大陸でも高層ビルが建ち並んでるし。
だから、SHOGUNに端を発する日本ブーム、インドシナ難民、日本の経済的、技術的勃興で、アメリカが国内にアジア的存在を内包することになるだろうという未来が見えて来た時期だったんだってば。
>・ 日本のせいだろ。
>・↑ あと香港ね。
>・↑ あと上海。
>・↑ それから韓国。
まあ香港はともかくとして、上海や韓国は無いわな。
ジャンルの用語としてのサイバーパンク、そしてそこに含まれる作品群。
活字作品だけでなくビジュアル面でのブレードランナー。
どれも30年は楽に遡れる。
その頃の韓国や上海では、これらの作者たちに意識されるような存在ではなかったわな。
これは気になるよな。
日本というより中国のしかもスラムぽいイメージだ。
一部のテクノロジーは未来なんだけど、それ以外は現在より退化している世界のようで、普通に考えたらあんな文明の進み方しないよね。
標準とも言えるくらいに表現として使われるけど、ブレードランナーのせいなのかしらん。